株式会社山陽精機山形工場 企業紹介

登録No.a-22
分類 製造業
企業名
株式会社山陽精機山形工場
業種
一般機械器具製造業
代表
二宮 伸夫
関連会社
SST Forming Roll.,Inc.、㈲関東山陽、㈲東海山陽、㈲関西山陽、 ㈲山形山陽/東北山陽
創業
1974年
資本金
5000万
お問い合わせ
FAX
0237-28-2076
従業員
94人
ISO・資格等
ISO9001:2008(2003年取得)
郵便番号
999-4441
住所
尾花沢市延沢1081-1

会社概要

昭和49年創業以来、成形ロール金型という特殊金型の製作を手掛け今日に至っています。受注から設計、製作、販売を行い全てが完全オーダーメードでリピート品も多く受けたまわっています。本社(埼玉)に営業部、技術部の拠点を置き、大阪、名古屋、九州にも営業支所があります。近年、製造拠点を山形に集約し、インフラ整備を行い生産力の強化に努めています。社員一人ひとりの参画型企業を目指し個々の改善提案を尊重し製造コスト削減に力を入れています。

業務内容

冷間ロール成形金型の設計・製作・販売
冷間ロール成形とは、常温で成形機(山陽精機の金型を組み込ん だ折り曲げ機械)に金属製の板を流し込むことにより、鉄パイプ、自転車やオートバイや自動車のリムやホイール、マフラー管、カーテンレールや屋根材、外壁、土留めの鋼矢板などを成形すること。特に型鋼と呼ばれるシャッターや外壁、家電品などの部門ではモデルチェンジが多く当社の金型のシェアは増加傾向にあります。主としてSKD11(JIS規格という鋼種に属する金属:工具用の硬いハガネ)を素材である丸棒からきり出して熱処理を経て、径直径30~1500、最大重量3tの部品加工を0.01㎜の製品公差に仕上げる作業を交代勤務で行っています。加工工程はおよそ15工程あります。

主要設備

自動鋸盤/7台 汎用旋盤/16台 NC旋盤/25台 バッヂ型全自動熱処理施設 真空焼入れ施設 キー溝加工機/6台 ラジアルボール盤/3台 マシニングセンター/3台 NCフライス/2台 フライス盤/1台 ワイヤー加工機/2台 円筒研磨機/1台 平面研磨機/7台 内面研磨機/9台 高周波焼入れ装置、簡易成形機(製品精度検証用)など

企業PR

2003年にISO9001(国際規格)認証取得し、国際競争力の強化を図り、毎年ドイツ、中国、アメリカを持ち回りで行うチューブショー(チューブ。ワイヤー国際見本市)にブースを出展し、従業員も交代で参加しています。この様に世界の現状を知ることで、常に最新情報を入手し世界最先端の技術を持つことで顧客の信頼を得ています。また未来を担う人材の確保も年次順調に進んでいます。山陽精機は経験から学んだ技術を後進に伝承すると共に新技術にも目を向け、「未来につながるものづくり」を合言葉に世界へ良品を提供します。競合メーカーが業界から撤退するなかで今後受注は更に増え増産体制が求められており、設備投資、人材確保を進める予定です。地域に貢献できる会社でなければならないというのがトップの考え方です。

その他

社員には第2種兼業農家の後継者も少なくありません。会社としてバックアップ事業を始めました。
(有)山形山陽という会社を立ち上げ、全て新品で育苗ハウスからトラクター、田植え機、コンバイン、もみ乾燥機、籾摺り機、低温貯蓄庫、精米機、袋詰め機まで設備をそろえました。規模こそ大きくないもののライスセンターとしての機能は十分です。社員の農作業委託から受付け、社員の出勤率向上に役立っています。結果、良品が早くできることにつながっています。毎年、年に一度の全社合同研修に合わせ花笠踊りにも参加しています。他にもいろんなアイデアを実現させていきます。